こんにちは。めぐみです。
西日本一の霊峰とも言われる「石鎚山」。
いしづちやまと読みます。
お山は標高1982m。登山をする方は、一度は登りたいと思うお山ですね。
その石鎚山をご神体としているのが「石鎚神社(いしづちじんじゃ)」で、お山に沿うように4社あります。
石鎚神社 4社の場所は
奥宮頂上社(おくみやちょうじょうしゃ)・・・お山頂上
中宮成就社(なかみやじょうじゅしゃ)・・・お山中腹7合目
土小屋遥拝殿(つちごやようはいでん)・・・お山中腹7合目
口之宮本社(くちのみやほんしゃ)・・・お山の麓(ふもと)
※お山中腹・・・頂上と麓の真ん中
※麓(ふもと)・・・お山のすそ
この4社を全て合わせて石鎚神社です。
今回は、その一社「口之宮 本社」へお詣りした様子を、サクッとまとめたいと思います。
石鎚神社のご祭神
石鎚神社のご祭神は、石鎚毘古命(いしづちひこのみこと)。
石鎚毘古命は、イザナギ・イザナミの神産みの時に生まれた2人目の御子です。
自然神の一柱(いっちゅう)で石や岩の神様だそうです。
※自然神は自然を神様とすることです。太陽神、水神など。
※神様は、一人を一柱と数えます。
駐車場
駐車場は3か所あります。
① 山門前
ゆるやかな坂道の後、階段3か所あり
下の写真は、山門前です。すごく広いので、停めやすいですよ。
② 神社会館下(駐車場にトイレあり)
本殿まで、階段3か所あり
③ 本社 本殿横
真横なので、階段なし
山門からお詣りすると、結構な階段を登ります。無理のない場所を選んでくださいね。
参拝順序
山門
麓の駐車場すぐ横に、入口の山門があります。
この山門には、天狗様が左右にいらっしゃいます。
眼光鋭く、ドキッとしました。
何か悪いことしたわけではないんですが😅
ご挨拶をして、くぐり抜けたら参道を歩きます。両際には、寄付された方の石碑がずらりと並んでいて。
石の神様だから、石なのかな?と思いつつ進んでいくと真ん中に「石鎚神社のひのき」が。
大きいなぁーと見上げつつ、先へ進みます。
大石社
さて、階段を少し上がると左側に大石社があって。
御祭神は、猿田彦大神(さるたひこおおかみ)と書いてありました。
天孫降臨の時に道案内をされた神様で、アマテラスが岩戸に閉じこもったときに、岩戸前で踊ったアメノウズメの旦那様ですね。
道開きの神様として有名です。こちらでも、しっかりとご挨拶しましたよ。
神社会館
山門から見える階段を上がりきると、左手に神社会館、右手に社務所があります。
神社会館は宿泊もできるんですよね、確か。
私も予約しようかと空室を探したことがあるのですが、なかなか空いてなくて。
リーズナブルですし、なによりご神域に泊まれるのは、なかなかなくて嬉しいですよね。
ここに泊まる!と決めた時は早めに予約した方がいいですよ。
神社会館では、ご神水を使ったカフェもされていました。入り口横の看板に、美味しそうなメニューが書いてあって。
お詣りした後に寄ってこ~なんて、のんきに参拝してから16時に寄ってみたら閉店してました。
よく考えたら当たり前かと思いつつ。ちょっぴり悲しかったです。気になる人は、お早めに~。
神社会館を左手に参道を進むと、鯉の泳ぐ池があります。参道が池を超えるように小さな橋がかかっていました。
橋のたもとには鯉のエサが売っていて、エサやりができます。橋の上に立つだけで鯉が集まってきますよ。
集まってくる様子は、とても優雅でした。
手水舎
池のすぐそばに、手水舎が見えてきます。
大きな水盤から水が流れ落ちていて。本殿へ向かう前に、こちらで穢れを払います。
手水で清めた後は、写真で見えている右前方の鳥居をくぐって、階段を上がります。
この時、鳥居のわきに社があるので、ご挨拶を忘れずに~。
鎖場を味わう
階段を上がるときに注目してほしいのが、手すり代わりに設置してある鎖です。
この鎖、なんと石鎚山の登山道にある「鎖場」の鎖だったんですよ。
鎖場というのは、石鎚山を頂上社に向かって登山している途中にある修行場のことで。
急斜面を鎖を頼りに登るんです。お山の中には試練の鎖、1~3の鎖場があって。
鎖場を登るのは、すごくきついんですよ。傾斜がすごくて。
もちろん、登れない人用に回り道もありますが、頂上を目指すなら鎖場を上ることに憧れるんですよね。
しかし、登山でヘロヘロになった脚では、登れたもんじゃなくて🤣
おとなしく回り道を選びました。
あの鎖を握って階段を登れるとは! ひとりで大興奮!
いやー、幸せです。ぜひ、握って登ってくださいね。レアな体験ですので😍
本殿
鎖を握りながら階段を上りきると、目の前に本殿があります。左側には社務所です。
奥の本殿横の砂利の部分に、車を止めることができます。
結構、上まで来たんですね。見晴らしがよくて、清々しいです。
本殿でご挨拶をして、ふと横を見ると「小槌」が・・・。
これは、持ってみたらいいってことかな?
とりあえず、色んなサイズあるから小さい方から順番に持ってみる。
小→中→大・・・って重っ!!
持ち上がりませんが!
いやー、手がもげるかと思いました。鍛錬が足りないようです。
もしかして、欲深いと持ち上げられないとか? あたりを見回しても説明を見つけることができず・・・。
次回のお詣り時に再度探してみようと思います。
正面からのお詣りが終わり、背面へお詣り。ちゃんと、お賽銭の箱もあるので、ご挨拶。
本殿に向かって右側から背面へ、ぐるりと回ると、そのままご神水の場所へ繋がっています。
ご神水
その場で飲んだり、持って帰れるように、ひしゃくが置いてあります。
コップはないので、ひしゃくから手で受けとめて飲みました。
空のペットボトルを持っていなくて。うーん、残念でした。
まとめ
お詣りした順番通りに、サクッとまとめてみました。
山門前の駐車場から本殿までぐるりと回って、1時間半ほどかかりました。本殿前で他の参拝者さんの御祈祷を2回ほど一緒に聞かせていただいたので、何もなく回ると1時間くらいかもしれないですね。
参道は、そこそこの階段を上ります。
不安だなと感じたら、本殿横まで車で行った方がいいと思います。
また、神域はペットは入れませんと注意書きもありました。ペットちゃんは車で待つことになるので、一緒に行くときは気をつけてくださいね。
疲れてしまったら、本殿近くに屋外(屋根付き)休憩所へ。ベンチがあるので座れますよ。自販機もあるので、水分補給もできます。
神社会館にも屋内カフェがあります。
階段はちょっと疲れますが、お詣りした後は、とても清々しい気持ちになりました。
みなさんも、お近くに来られたら、ぜひお詣りしてみてくださいね。
参拝した様子を動画にしました。お詣りの参考にどうぞ。10分ほどです。
大きく見るなら、こちらから。
では、よいお詣りになりますように!